12月5日
とうとう12月になってしまった。本当に悲しい。一年が終わる。一年前の今頃は今の会社に入社前研修と称してちらっとお邪魔した時だった。あの時はこんな地獄になるなんて考えてもなかったし、辛いだろうとは思っていたけど、自分なら大丈夫と勝手に思い込んでいたのである。自分って本当甘いやつだ。
小説を書いたり、悦子について書いたりなどしていたのであまり近況を書いていなかったのですが、配置換えをした。
この配置換えは以前から決まっていたことで、そのために荷物を段ボールにせこせこ詰めていたのである。
私は一月から別の部署に行くことが決まっているので、配置換えの席も自然とそちらの部署の方になった。とはいえまだその部署の仕事はしていないのでちょっと肩身がせまい。私が以前いた場所ははるか遠くのフロアになった。
新しい部署の上司は以前特番のプロデューサーとしてこのブログに登場したSという人物で、亀頭みたいな頭をしている。公然猥褻カットである。
Sさんのいるところだけ空気が違う。緊張感がすごい。
しかも配置換えをしたら、会長室の近くになったので、廊下を平気で会長が通るようになった。会長は会社創業当時の新入社員らしい。なので、会社と同じ年数だけ働いていることになる。すげえ。
オフィスのそばを通っている会長に挨拶をしなかったら、Sさんが怒鳴ってきた。
「会長通ったら挨拶するの当たり前だろ!」
緊張感が漂う。
とりあえず挨拶にうるさいということはわかった。
あとSさんはだいたいクレームみたいな電話をかけているので、フロア以外にも緊張感を振りまく人間だということがわかった。
それ以外は特筆することがない。
せいぜいプリンターが新しいことと、光がよく入るようになったことくらいだ。
もうちょいちゃんとしたことを書きたい。今日は終わりです。