承認欲求について
今日は二月くらいまえから決まっていた社長(正確には次期だけど)とのふたりきりでの会食会だった。これは社内の行事として正式なものなので、別に社長相手にパパ活してるわけではない。
店に着いたのは10分くらい前だった。早く来ないかとそわそわしていた。ちなみにお店は焼き鳥屋さんで超絶美味かった。ろくに相場とか知らないけどたぶん全部高いぜ。
で、15分くらい経ってから社長が来た。社長はとにかく忙しい人なのである。
適当にお互いのいろんな話をした。社長はなんて言ったって就職面接の際、わたしを採用してくれた人なのだ。わたしにとっては命の恩人なのである。
ところが、彼から言われたのはかなりショックな一言だった。
「お前がいてよかった、って周りが言っているのを聞いたことがない」
彼によれば、わたしが誰かに必要とされている様子が微塵もないらしい。また、周りの人間がわたしのことを必要な人間だと報告してきたこともないという。
「お前がいてよかった、ってみんなじゃなくてもいい、誰か一人でもいいからそう言ってくれるように頑張りなさい」
と社長が言った。
今まで承認欲求の行く先を友達とか、フォロワーとか恋人とかに求めていたわたしにとって、これは非常に新しい発見だった。
正直嫌われたり、好かれていなかったりしても他に居場所を探せばいいと思っていたのでそこまで辛いと思っていなかったのだ。どれだけ上司に怒られたとしてもこうしてブログ等でどんどんコンテンツにしていこうくらいの気持ちしか持ち合わせていなかったのである。信頼を失ったとしても失ったものを追いかけない。だって失ったのはしょうがないじゃん、と思うような人間だったのだ。
だが、社長に言われて今更気がついた。わたしが承認欲求を向けなくてはいけないのはフォロワーではなかったのだ、このブログの読者でもなかったのだ、社内の人間だったのだ。
社内のことに関してはもう既に諦めていた。わたしは誰からも関心を持たれていないし、誰も必要としていないと思っていた。
しかし、わたし次第でそれはどうにでもなるのだ。わたしがいてくれて本当によかった、と言ってくれるような人間になるもならないもわたし次第なのだ。
なのでちょっとだけTwitterの頻度を少なくして、承認欲求を満たせるよう頑張りたいと思います。しばらく誰かとご飯行くのは休止します(新しく誰かをわたしから誘うことはないという意味ね)
承認欲求を満たせるように自己アピールをじゃんじゃんしていきたいと思います。
おわり。